・・staff column・・ 山形を元気に

目を凝らし、祈る想いでみていたバンクーバー冬季オリンピックが終わりました。

白熱した17日間、さまざまなドラマがありましたね。
山形出身の加藤条治選手が見事、銅メダルを獲得!!その快挙に山形県民が歓喜に湧きました。

それから山形県民にとってうれしいニュースとして、もうすぐ始まる春の選抜高校野球大会にも、加藤選手の後輩たちが21世紀枠での出場を決めています。県大会準優勝・東北大会8強の成績に加え、なんといっても注目したいのは、日々の地域貢献活動への取り組みが評価され選考委員会で一番多くの票を集めた事。

余談になりますが、当社の職員が愛犬の散歩でグランド脇を通ると、練習中でも帽子を取ってみんなで挨拶するそうです。その徹底ぶりは恐縮するほどとのこと。

『自分たちが思いきり野球できるのは近隣の方々の協力があってこそ』という感謝の心から。すばらしいです。

雪国というハンデを背負いながらも一生懸命に努力している高校球児たち。メダリストの先輩に続いてうれしいニュースを期待しています。

それから、サッカーJリーグも今週開幕です。今年はワールドカップイヤーということもあり、こちらも盛り上がりそうな気がします。

さて、皆さんはモンテディオ山形が試合に勝った際に、山形の『スポーツ県民歌』を歌っているのをご存知でしょうか。

♪月山の雪 紅そめて ほがらに明けゆく新生日本・・・スポーツ山形 フレーフレー ヒップ ヒップ フレー♪

※スポーツ県民歌は昭和23年「第32回全日本陸上競技選手権大会」の本県開催を契機に、戦後の復興と本県スポーツ意識を鼓舞するために製作されました。これまで数多くのスポーツ関連行事で歌われてきましたが、現在はサッカーJ1「モンテディオ山形」の勝利の歌として親しまれています。

県民歌は全国に沢山あるようですが『スポーツ県民歌』を持っている県はあまりないようです。

私が子供の頃は運動会や競技大会でもよく耳にしたものですが、今も歌われているのでしょうか。もっともっと知ってもらいたいです。(歌詞など詳しくお知りになりたい方は『山形県・県民のあゆみ』をご覧下さい)

そして、モンテディオ山形のサポーターは、今シーズン1回でも多く、選手と共に『勝利の歌』を歌いたいと思っていることでしょう。先ずは初戦、山形の歌がアウェーの地で高らかに響くことを願っています。

山形の歌、山形発信のもの、山形と名の付くもの、色々とありますが、山形で生まれ育った私にとって、山形を元気にしてくれるものはやっぱり応援したくなります。

そして、山形中央高校やモンテディオ山形の躍進に習って私も、ねっづく(山形弁で粘り強くという意味です)頑張っていきたいと思います。

 

2010.3.3里見 記

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