・・staff column・・みちのく会

'お知らせ'

最近、風邪が流行していますね。体調管理に気を配り、深まってきた秋を満喫したいものです。

さて、先月17日・18日とみちのく会の業務研修会に幹事として参加してきました。
(みちのく会とは、東北地区にある第二地方銀行の別働体として組織している保険代理店の集まりであり、当社もきらやか銀行の共同募集代理店として会員になっています。)

業務研修会では4講演あったのですが、その中の1つ東京海上日動火災保険㈱の講師による『金融機関代理店の課題とビジネスチャンス』という講演について少し紹介したいと思います。

テーマとしては、
○金融機関代理店の強み・スキルアップ(プロ化)
○環境の変化・ニーズの多様化に対応する
○母体行との連携強化
○介護マーケットへのビジネスチャンス など

その中の、介護マーケットの話の中で『サービス付き高齢者向け住宅』を建設するオーナーさんに、火災保険のご案内をする場合という例がありました。

『サービス付き高齢者向け住宅』が制度化された背景には、高齢化社会の進展による要介護者の増加と独り暮らし・夫婦のみの高齢者世帯の増加、さらには特別養護老人ホームなどの施設の不足、これまでの高齢者住宅ではサービスが不十分だったこともあげらるそうです。

また、『サービス付き高齢者向け住宅』の登録基準は設備・サービス・契約においてそれぞれ厳しい基準が設けられているにもかかわらず増加している訳ですから、それだけ顧客ニーズがあるのだと思います。
業界用語では『サ高住(さこうじゅう)』と言うそうですよ。

そういえば最近、アパートが建つのかな~と思って見ているとこのサ高住だったことがありました。

どの業界にもいえることだとは思いますが、環境の変化やお客様の多様なニーズに対応できる提案力は重要ですね。

更には、超高齢化社会という時代を迎えるにあたって『介助専門士』という資格についても紹介がありました。
この資格も、サービス業・飲食業に限らず様々な業種で役に立ちそうです。

私もホームヘルパーの資格を取得していますが、仕事として介護に携わっていなくとも普段の生活で役に立つことがあり、学んでよかったなという機会が多々あり、介助専門士についても検索してみましたよ。

今回初めて参加したみちのく会の感想は、業務研修会はもちろんですが、同業の方達と普段の業務について話し合ったりできた事がとても収穫になりました。知らない知識が増え世界が広がりました。
今後も機会があれば積極的に参加したいなと思います。

 

2012.11.7里見 記

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