・・staff column・・ 夏の風物詩

毎日毎日、暑いですね。遅ればせながら、暑中お見舞い申し上げます。特にこの炎天下でお仕事をしている皆様、お疲れ様でございます。

ところで先日、一年ぶりに友人たちと浴衣を着ました。
猛暑日が続く山形で、しかもその日は一時的な雨も手伝いとても蒸し暑く、コロコロと変わるお天気と暑さに、いつも室内で快適に仕事ができることにしみじみと幸せを感じた一日でした。

浴衣を着ていた私たちは、暑くて暑くて仕方なかったのですが見た目にはとても涼やかに映ったようで、気分だけでも涼しくなったと言われ、四季を感じられる行事や風物詩を大切にしていきたいなぁと思った次第です。

夏の風物詩といえば、浴衣もそうですが私は花火が大好きです。

花火にはつきものの『たまや~かぎや~』という掛け声がありますね。実は江戸時代に商売していた『玉屋』と『鍵屋』に由来しているのをご存知でしたか?

最初に、鍵屋が民間花火業者として創業し、玉屋は鍵屋から分家して出来たそうです。
今の隅田川花火大会の原型ともされる花火大会で『玉屋』と『鍵屋』の二代花火師の競演があり、これを応援する為の掛け声が『たまや~かぎや~』なのです。

山形の花火大会は毎年8月14日。
以前は、馬見ヶ崎川河川敷で催されていたのですが、山形市郊外の西部地区に移ったおかげで、我が家では毎年、自宅で花火を見ることができる様になりました。花火が好きな私の父は、この日が誕生日なので毎年とても楽しみにしています。

暑さ寒さも彼岸まで。あと1ヶ月の辛抱ですね。暑い夏を思いっきり楽しみながら元気に乗り切っていきましょう。

 

2010.8.12里見 記

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