梅雨が明ける前から全国各地で真夏日が観測されていましたが、皆様体調など崩していませんか?
いよいよここ山形も梅雨が明け、夏本番。これから益々暑くなるのかと思うと暑がりの私はため息が出ます。
以前、当社のコラムで日本人は身体の中に熱がこもり易い体質であると
記事を載せました。
ならば、いかに上手に水分を補給するか。
又、涼しく過ごすか。ということで最近よく見かけるグリーンカーテンについても去年ふれていました。
涼しく過ごすための様々なアイディア商品や、生活の工夫など沢山あると思いますが、何といっても夏バテしないためには『食べること』だと思うんです。
わたしたちの身体は食べたものでできているからです。
夏になるとよく食べるものはなにかなぁと考えたところ、私は山形の郷土料理『だし』です。今朝、こんなノボリをみつけ思わず撮影させてもらいました。
『だし』の作り方はいたってシンプル。ひたすら野菜を刻みます。
基本的なレシピは、きゅうり、なす、青なんばん、みょうが、青じそは粗みじん切り、小ねぎは小口切りにします。(なすと青じそは水につけてあくを抜きざるにあげて水気をとります)納豆昆布に、しょうゆとだし汁を加え、軽くかき混ぜて粘りを出たら完成です。
ちなみに、納豆昆布の入らない野菜だけの『だし』もさっぱりして美味しいんですよね、個人的にはこちらのほうが私は好み。白いごはんにかけて食べるほか、冷奴にのせて食べるのもお勧めです。
露地物のきゅうり、なす、みょうが、青じそ等が出揃う時期に、先人の知恵で作られた高温多湿の山形で、食欲が進まない時の救世主なのです。
最近は県外に設置されているアンテナショップで売っていたり、全国ネットのテレビで『ご当地のおいしいもの』などを紹介したりしているので山形に縁のない方も、知っているかもしれませんね。
皆様の暑い夏をのりきるメニューは何ですか?
暑い夏でもご飯をもりもり食べ、猛暑日(最高気温が35度以上)や熱帯夜(最低気温が25度以下に下がらない夜)に負けず元気に過ごしたいですね。
2012.8.1里見 記