山形医療がん.com > 知っているとトクするコラム > ・・staff column・・なでしこ

・・staff column・・なでしこ

9月に入りましたが毎日毎日、日差しが強く暑いですね。

先月発表された気象庁の3か月予報では、9月、10月と全国的に残暑が厳しい予想だそうです。台風などの影響もあり、最近は雷の音や稲妻の光もよく見ている気がします。

暦の上では9月1日を二百十日（立春から数えて210日目の事）とし、季節の変わり目を表しているそうですが
この予想ですと、もともと短い山形の秋がますます短くなりそうな予感です。

さてこの暑さが厳しい中、山形にあのなでしこ戦士たちが来訪しました。みなさん御存知の澤選手や川澄選手が所属しているINAC（アイナック）神戸レオネッサのカップ戦ホームゲームが行われたのです。

スター選手のプレーが観れるとあってその日の入場者数は1万2千人越え。
普段よく、モンテディオ山形の応援で訪れるスタジアムですが、悔しいことに久しぶりにこんなにたくさんの来場者をみました。（後で知りましたが、同大会の過去最高入場者数をこの日更新したそうです。）

一昔前ですが私が小さい頃、サッカーに興味がある女の子は、休み時間に男の子に混ざって遊んでいましたが、
1学年でも1人か2人程度。ほとんどの女の子は別の遊びをしていた記憶があります。

そのころと違って、今は女子サッカー人口も多くなり、県内の中学校で部活動をしているところはないようですが高校では女子サッカー部があるところもあり、お隣りの仙台市には強豪高もありますのでそこを目指している女の子も増えていることでしょう。

最近は、なでしこ効果も手伝ってサッカースクールに女の子の申込者が多いそうですよ。
サッカー後進県の山形でも少しずつ女の子がサッカーをする環境が整ってきているのでしょう。

そしてテレビではなく、実際にプレーを目の前で観ることができる機会は、サッカーをしている女の子達には夢のような1日だったと思います。きっと大興奮ですね。

小さい頃にサッカースクールに参加して、選手と一緒にボールを蹴り、『いつかこの人と一緒にプレーしたい』
という目標を掲げ、がんばってきた川澄選手。実は小さい頃に会った選手とは、澤選手だったそうです。

これは私の勝手な夢ですが、いつか山形からもプロの女子サッカー選手が誕生して凱旋試合をしてほしいです。
がんばれ、山形の女子サッカー！！

 

2012.9.3里見　記

知っているとトクするコラムの関連記事