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・・staff column・・インテリジェンス+パーソナリティ＝○○心?

秋になると、夏に冷たいものばかり食べていたせいで胃の疲れを感じる方もいるそうですが、皆さんの胃は健康ですか。

私はまったくその心配がなく、秋になるとチョコレートやココアなど甘いものをいつも以上に欲したり、サツマイモなどのおやつも増えます。どうやら先週あたりから私には『食欲の秋』が到来しているようです。

秋といえば『読書の秋』ともいいますね。活字が苦手な私ですがチョコを食べながら、秋の夜長に読書をしてみました。

サッカー選手のスカウトという職業を長年やってこられた方が書かれた本です。

優れた選手を発掘するためには

T・・・テクニック（技術。技巧。技法。）
I・・・インテリジェンス（知性。知能。理解力。）
P・・・パーソナリティ（その人の持ち味。個性。人柄。）
S・・・スピード（速さ。速度。速力。）
H・・・高さ
を重視してスカウトを行うという文章がありました。

サッカー選手をプロの世界にスカウトするお仕事なので、T・S・Hが優秀な人材を発掘してスカウトするという部分はわかるのですが、意外だったのはIとPが最も重要と書いてあったのです。

著者によるとI+P＝向上心なんだそうです。
もともと、T・S・Hが備わっているのは当然のことで、練習を重ねて努力したとしても、向上心がないとプロとしては生き残れないという事のようでした。
『現在の状況に満足せず、より優れたもの、より高いものを目指して努力する心。』

サッカーというより、いろんなことにおいてそうですよね。
私は、なんだか自分が『向上心を忘れるな』と言われている様な気分になりました。

自分一人ではどうしたってできないことや、できたとしても人よりも時間のかかることがあります。
得手不得手は仕方のない事です。

でも、『向上心は誰でももてる。』と改めて、考えさせられる言葉でした。

活字が苦手で、出来れば漫画や映像でみる方が楽な私ですが言葉はもしかしたら、活字のほうが訴える力、威力のようなものがあるかもしれません。

皆さんも秋の夜長に読書はいかがですか、素敵な言葉に出会えるかもしれません。

 

2012.10.1里見　記

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